手に職の代表として、「ピアニスト」があります。
ピアニストはその名の通りピアノを弾くお仕事になりますが、そのジャンルや活躍の場はさまざまです。

幼少の頃からピアノを習う

ピアニストは、自分のリサイタルなどを開いて収入を得る人と、ピアノを弾く場に出向いて演奏をし、収入を得るという人がいます。
例えば、有名なピアニストは「○○リサイタル」といって、自分のピアノを観客に聴いてもらいますね。
それとは別に、ライブやレコーディングなどでピアノを演奏するというピアニストもいますし、結婚式場などで演奏するピアニストもいますので、その活躍の場は本当にたくさんありますし、ジャンルもジャズやクラシックなどいくつもあります。

現在ピアニストとして活躍している人は、幼少の頃からピアノを習い、音楽大学などに進学して専門的にピアノを学んできた人が多いです。
ピアノ教室においても、プロを養成するような本格的な教室に幼少の頃から通っていたという人も少なくありません。
ピアノのリサイタルなどではピアニストのプロフィールが掲載されていることがありますが、ほとんどの人が音大卒となっています。

ピアニストの年収は実に幅が広い

必ずしも音大卒でないといけないというわけではありませんが、より深くピアノを学んできたということをアピールできますし、大学でしっかりと学ぶことで、よりピアノを理解することができます。
ライブハウスやレコーディングでの演奏をしているピアニストは、音楽の専門学校を卒業しているという人も多いです。
中には、留学して海外の本場でピアノを学んでくるという人も少なくありませんので、ピアニストは経済的に裕福でなければならないというイメージもあるようです。

ピアニストの年収は実に幅が広く、個人のリサイタルを行えるようなレベルになると、1回の演奏で数百万円を得る人もいますが、ライブハウスでの演奏や、レコーディングなどの演奏になると、1回につき1万円~数万円ということも。
収入が少ない人は、ピアニストと並行して自宅でピアノ教室を開いたり、専門学校で講師として仕事をするなどしながら収入を得ている人もいます。

ピアニストレベルのピアノの演奏ができるようになるには、目の回るような早さで指先を動かす必要がありますので、毎日数時間の練習をこなさないといけないともいわれていますので、ぴあにストになるための道は決して簡単なものではないようです。
しかし、本当にピアノを愛している人は、練習はまったく苦にならず、むしろ楽しんでいる様子。
「好きこそものの上手なれ」という言葉の通りですね。