手話通訳士

手話通訳士の仕事は、その名の通り手話の通訳を行う仕事です。
福祉の要素が非常に強い仕事になり、ボランティアで行われている場合も多いので、仕事にするとなるとなかなか難しい面があるようですが、それでも「人に役立つことを仕事にしたい」と考える方は、熱心に手話通訳士を目指して勉強を重ねています。

福祉団体に雇用されているケースが多い

具体的な仕事内容は、講演会などで聴覚に障害を持っている方が参加する際に、その通訳として手話で講演内容を伝える、といった内容が主になります。
フリーで手話通訳士として活躍している方もいらっしゃるかもしれませんが、殆どの場合は市町村の福祉課や、何らかの福祉団体に雇用されており、依頼があったときに仕事をする、とい形が多いようです。

資格を持っているほうが断然有利

手話通訳士になるためには、手話通訳士の専門学校がありますので、そちらを卒業し、手話通訳士技能検定という資格を習得して、求人をしている企業に応募するのが一般的です。
必ずしも資格を持っていなければ仕事ができないということではありませんが、職業として手話通訳士の仕事をするには、資格を持っているほうが断然有利です。

技能検定は合格率が約2割とかなり難易度の高い試験のようですので、集中して勉強する必要があります。