ハンドモデル

ハンドクリームのCMや、ネイルのモデルなど、ハンドモデルが活躍する場はたくさんあります。
仕事内容は、その名の通り手のモデルですので、手を使った広告などにおいて、モデルを行うこと。手を使ったこれぞ手仕事、といった感じですね。

手には常に配慮している

ハンドモデルは、全身に気を使わなくてもいいし、生まれつき手がきれいな方は、副業としてちょっとやってみたいなと思う方も多いようですが、実際にはかなりハードな仕事だといわれています。
もともと手や指、爪の形がきれいな人でも、その状態を維持していかなければならないので、すごく気を使わなければなりません。
日中はどんな場合でも手袋を着用し、日焼けなどは一切NG。小さな擦り傷ひとつでもつくるわけにはいかないので、大きな作業は行えません。
缶ジュースのプルトップを開けるにも、何か器具を使って開けなければなりませんし、爪がかけてしまうことを防ぐために、テレビのリモコンを操作するのも、ボールペンなどの器具を使って行わなければならないほどの徹底ぶりです。

たしかに、爪は何もしていないと思っていても、ちょっとしたことですぐにかけてしまいますし、少し水仕事をすれば、すぐにささくれができてしまったり、ちょっと車を運転しただけで日焼けしてしまったりと、手は日常生活のダメージを顔以上に受けやすいパーツ。
そこまで徹底しなければならないのもうなずけます。
そのため、副業でちょっとハンドモデルをやりたいと考えている方には、あまりおすすめできない仕事かもしれません。
手のケアにも常にこだわらなければならないので、手袋代やハンドクリーム代、たまに受けるプロのトリートメントなどにもお金がかかるので、副業でハンドモデルをやった収入が、手のお手入れですべて消えてしまう、なんてことも。

ハンドモデル事務所に所属しよう

それでもハンドモデルをやりたい、副業とはいわず、本業にしたいという強い意思のある方は、いろいろなところからハンドモデルの道は開けます。
一番手っ取り早いのは、ハンドモデル事務所に所属すること。インターネットで検索すると、ハンドモデル事務所のホームページがたくさん見つかりますので、モデルを募集しているところがあれば、どんどん応募してみましょう。
募集を公にしていない事務所でも、募集について問い合わせてみると、受け入れてくれるところもあるようですので、ここはというところが見つかったら、積極的に行動することをおすすめします。
ただし、ハンドモデルに限らず、モデル事務所にもいろいろありますので、応募する際はくれぐれもご注意を。
入会金などをたくさん支払わなければならないにもかかわらず、実際にはほどんど仕事が入ってこないような事務所もあるようです。
応募についてはご自身で責任をもって行いましょう。

募集情報をチェック

ネイル関連の仕事が充実してきたこともあり、ハンドモデルの需要は高まりつつあるようです。興味のある方は、事務所に問い合わせたり、ハンドモデル募集情報をチェックしてみるとよいでしょう。
ネイルサロンでハンドモデルを募集していることもありますので、サロンに行く機会があれば、ちょっと訪ねてみてもよさそうですね。